シナリオ(脚本)制作+キャラクター開発
1人でも多くの人の目に留まり、防災・減災への意識づけをする、という使命をもって臨んだストーリー(脚本)やキャラクターの構想。性別や年齢のフィルターを取り払うため、「犬」を擬人化した主人公を中心にストーリーを展開している。散歩中に大地震に遭遇し、被災する主人公ジャック。無知で弱虫だったジャックが、被災地で仲間とともに困難を乗り越えながら正しい知識を身に着け、強くなっていく様子を約30秒のショートフィルム(動画)に落とし込んだ。
手描きによるイラストレーション
展開するストーリーにあわせ、情感あふれるタッチでイラストレーションを制作。レスキュー犬からの教えとともに正しい知識を得て成長していく主人公ジャックの心情を描ききった。ナレーター(ナギノトモヒロ)による1人5役(ジャック/レスキューの犬デュナン/盲導犬のタミー/近所の柴犬/パパ)の演じ分けも本作品のみどころのひとつ。
Special web site
特設サイト制作
プロジェクトの特設サイト(LP)制作や、アンケートフォーム制作、広告用バナー制作も弊社が担当。
サイトの品質やイメージを高めていくため、サイトに入れ込む情報を精査。大地震という命に関わるデリケートな内容であり、かつ未曽有の脅威に備える重要な知識であることから、幅広い年齢層のユーザーに届けることを意図し、できるだけシンプルかつ目に留まる内容・デザインを目指した。尚、本案件ではサーバー構築も弊社で実施している。
甚大な被害をもたらすであろう大震災への備え…その重要性を、関わる全スタッフが自分事として認識し、そして広く伝えることをコンセプトに、極力難解な表現をそぎ落としたビジュアル&テキストに仕上げ、またサイト内の導線もあえてシンプルにした。上辺だけではなく、きちんと全てを正しく伝え、危機感を持って備えてもらうこと。そのゴールに向かって、日本赤十字社 東京都支部の皆様と一緒に突き進み達成したプロジェクトは、期間限定のアンケート含め、非常に多くの反響をいただいた。