名刺に箔押しを入れてみたい。でも「いくらかかるの?」「どう使えば効果的?」という疑問をお持ちの方へ。箔押しの費用相場と、コストパフォーマンスを最大化する使い方を解説します。
[toc]
箔押しとは何か
箔押しとは、金属製の箔を熱と圧力で紙に転写する印刷技法です。金箔、銀箔、銅箔のほか、最近では蛍光ピンクやホログラムなど、さまざまな箔が登場しています。
名刺に箔押しを入れると、光の当たり方で表情が変わり、見る角度によってキラリと光る高級感のある仕上がりになります。

箔押しの費用相場
版代
箔押しには専用の版(凸版)が必要です。この版代が初期費用としてかかります。一般的な名刺サイズで、シンプルなロゴやテキストなら数千円〜1万円程度。複雑なデザインや大きな面積になると、1万円〜3万円程度になることもあります。
印刷代
版代とは別に、箔押しの印刷代がかかります。100枚あたり数百円〜2,000円程度が目安ですが、箔の種類や面積によって変動します。
トータルコスト
名刺100〜200枚程度の発注で、箔押しを入れると、通常印刷のみの場合と比べて5,000円〜15,000円程度のアップになるのが一般的です。

箔押しを効果的に使うコツ
「一点豪華主義」で使う
箔押しは、あちこちに使うと効果が分散するだけでなく、コストも跳ね上がります。ロゴマークだけ、社名だけ、といった「一点豪華主義」で使うのが効果的かつ経済的です。
紙との相性を考える
箔押しは、マットな紙との相性が特に良いです。光沢のある紙に金箔を押すと、キラキラしすぎて下品な印象になることも。落ち着いた紙に控えめに箔を入れることで、上品な高級感が生まれます。
細かすぎるデザインは避ける
箔押しは、あまりに細かい線や小さな文字には向きません。熱と圧力で転写するため、細部がつぶれてしまうことがあります。ある程度の太さや大きさがあるデザインを選びましょう。

箔の種類と印象
金箔
最もポピュラーな選択。華やかさと高級感を演出します。つや消しの金箔を選ぶと、より落ち着いた印象になります。
銀箔
金箔よりもクールでモダンな印象。IT企業やスタートアップなど、先進的なイメージを打ち出したい場合に向いています。
銅箔
温かみのあるアンティークな風合い。カフェや雑貨店など、ナチュラルテイストのビジネスに合います。
蛍光箔
蛍光ピンクや蛍光イエローなど、インパクトのある選択。クリエイティブ業界やファッション関連で個性を出したいときに。

ホログラム箔
見る角度によって色が変化する特殊な箔。テクノロジー関連やエンターテインメント業界で効果的です。
箔押し以外の特殊加工
高級感を出す加工は、箔押しだけではありません。
エンボス(浮き出し)
紙に凹凸をつけて立体感を出す加工。箔押しと組み合わせることもできます。
活版印刷
昔ながらの凸版印刷。紙に文字が食い込んだような独特の質感が魅力です。
空押し
箔を使わず、凹凸だけをつける加工。さりげない高級感を演出できます。

予算に合わせた最適な提案
「箔押しを入れたいけど、予算が心配」という声はよく聞きます。しかし、箔を入れる面積や位置を工夫することで、予算内に収めることは十分可能です。
印刷会社の選び方、紙の組み合わせ、デザインの工夫。これらを総合的に判断できるデザイナーに相談すれば、限られた予算でも最大限の効果を出す提案を受けられるでしょう。
金箔、銀箔、蛍光ピンク。さまざまな箔を使った名刺を手がけてきました。予算に応じた最適な加工をご提案します。
「箔押し、入れてみたいけど予算が…」という方もお気軽にご相談ください。
